DJI、新型ドローン「Mavic Air」発表!4K30pで折りたたみ式、スロー撮影にも対応。
DJIから新型ドローンの「Mavic Air」を発表致しました。先日、DJI SPARKが発表されてから1年弱。ついに新しいドローンが出てきましたね。最近、トイドローンのDJI Telloも出てますが、やっぱりDJIといえばハイスペックなドローンで見ててワクワクしてしまいます。今回の「Mavic Air」も今までのDJIのドローンを超える素晴らしいドローンでしたので細かく特徴やスペックなどを紹介していきたいと思います。
ちなみに事前にリークされた情報通りに「Mavic Air」が発表されましたね。
Mavic proの新型モデルを発表?本日、ギズモードジャパンより以下の様な記事がありました。DJI JAPANは、2018年1月25日に「個人向け新製品」の発表イベントを開催するとプレスに招待状をリリースしています。記事を読む限りだと、あくまで憶測の情報ではありますがイベントの画像からドローンの様なフォルムが見えるため可能性が高いと思います。イベントの予告映像になります。映像を見てもMavicのようなフォルムに見えてきます。https://youtu.be/W8JWknlPPQQ また、海外のサイトのDRONEDJIには以下の様な情報が書かれている様... DJIが新ドローンのMavic Airを発表? - S O R A T O B I |
Mavic Airについて
今回のDJIの新型ドローンは従来のSPARKとMAVIC PROの間にあたるドローンのようです。しかしながらそのスペックはSPARKよりもコンパクトになり、MAVIC PROと同等ともしくはそれを超えるスペックを持ち合わせています。
技術とデザインを集結させたマスターピースであるMavic Airは、私たちを未知なる領域へと連れ出してくれます。Mavicシリーズの最高の遺伝子を継承するMavic Airは、無限の探究心を満たすハイエンドな飛行性能と機能性を備え、究極の携帯性を実現した折りたたみ式ドローンです。
Mavic Airの外観はこんな感じ
こう見ると、SPARKに少しに似てますね。
今回は送信機のスティックも着脱可能なので持ち運びも便利になっております。
DJIの公式の映像はこちら
Mavic Airの特徴
Mavic airの特徴はざっとこんな感じです。
・折りたたみ式なのでSPARKよりもコンパクト。
・4K30p撮影可能。
・3軸ジンバル
・最大飛行時間21分
・フルHDで120FPSのスロー撮影可能。
・SPARKと同様にジェスチャーでの操作が可能。
・3色のカラーバリエーション
・3方向の障害物検知
・32MPスフィアパノラマ
・クイックショット
クイックショットに新しく2つ追加
SPARKでは自動撮影機能としてロケット、DEONIE、サークル、螺旋の4つのクイックショットがありましたが、新たに2つ追加されました。
32MPスフィアパノラマ
通常の180°パノラマ写真の撮影が可能です。さらに25枚の写真を合成して下の写真のような映像が撮れるようです。
フルHD120FPSでスローモーション撮影が可能
フルHD120FPSでの撮影が可能なため様々なシーンでスロー撮影を行うことができます。
SPARKとMAVIC PROとスペックを比較
SPARKのスペックはほとんど超えております。サイズはSPARKより大きいですが折りたたみ式のため、コンパクトさでは勝っています。またジンバル、カメラ性能ではMavic Proに劣らない性能です。
価格は104,000円でMavic Proより少し安いですね。
DJI Spark | DJI Mavic Air | DJI Mavic Pro | |
サイズ | 143×143×55mm | 168×184×64mm | 304×240×83mm(実測) |
重量 | 300g | 430g | 734g |
最大飛行時間 | 16分 | 21分 | 27分 |
バッテリー | 1480mAh | 2375mAh | 3830mAh |
最大速度 | 50km/h | 68.4km/h | 64.8km/h |
最大静止画サイズ | 3968×2976ドット | 4056×3040ドット | 4000×3000ドット |
動画解像度 | 1920×1080ドット/30p | 3840×2160ドット/30p | 4096×2160ドット/24p |
最大伝送距離 | 500m(送信機)、100m(Wi-Fi) | 4km(日本では2km) | 4km(送信機)、80m(Wi-Fi) |
ジンバル | 2軸(ピッチ、ロール) | 3軸(ロール、チルト、パン) | 3軸(ロール、ピッチ、ヨー) |
価格 | 54,800円 | 104,000円 | 129,800円 |
すでに海外のyoutuberがレビュー動画を出してます。
発表は昨日の夜だったのにも関わらずもうレビューしてます。さすがですね。
SPARKの存在価値が無くなりそう?
Mavic Airのスペックを見てるとSPARKの機能のウリであるジェスチャー操作やコンパクトさも兼ね備えており、カメラや飛行性能では圧倒的に勝っております。そうなるとこれからSPARKを買う意味あまり無くなりそうな気がしました。しかし、価格の部分ではSPARKの方が半額近いので手の出しやすさではSPARKになります。
Mavic Proの方が良いなと思う点
Mavic Proより重さが半分近くになりました。軽量になることは良いことばかりではありません。軽量になることで風にあおられることが増えます。その点ではしっかり重さがあるMavic Proの方が良いと思われます。
Mavic Airの残念な点
本体のアーム部分は折りたためるのですが、プロペラは折りたたむことができません。Mavic Proは折り畳めておりましたが、Mavic Airはこんな感じになってしまいます。
発売日や価格は
価格は税込104,000円になります。発売日は1月28日ですぐになります。
すでにDJIストアでは購入が可能です。
最後に
Mavic airの登場により、さらにドローンを買う方が増えるのではないでしょうか。SPARKを超えた携帯性にMavic Proに匹敵するスペック、これから初めてドローンを買う方には最適なドローンではないでしょうか。
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