カメラ初心者でもできる星空撮影の方法

カメラ初心者でもできる星空撮影の方法

星空撮影はカメラ初心者には難しい?

旅行などで山奥や空が澄んでいる場所に行くと非常に綺麗な星空を見ることがあると思います。しかし、写真を撮ろうとしても真っ暗で何にも写らない、そんな経験はないでしょうか。

星空撮影は普通の人には撮れないと思っている方は多いと思います。

しかし、それは間違いです!

いくつかのポイントを抑えれば星空撮影は普通の人でも可能です。

実際にカメラ初心者だった私が実際に綺麗な星空の撮影に成功することができました。

 

初めて自分で撮影した時は初心者でもこんな写真が撮れるのかと感動したのを覚えています。その際に私が撮影するために行なったいくつかのポイントをお伝えしていきます。

星空撮影に必要な機材は?

シャッタースピード、絞りの設定できるカメラ

一眼レフが一番良いですがシャッタースピード、絞りが調整できてタイマーが付いていればコンデジでも大丈夫です。暗い中での撮影になりますのでF値が4.0以下に設定できるレンズまたはコンデジがオススメになります。また、焦点距離も広角に撮れるものがオススメです。

ちなみに私が使用していたコンデジはこちらになります。

 

次に必要なのは三脚です。ミニ三脚でもOK。

カメラを固定するための三脚が必要になります。ただ、大きい三脚である必要はありません。大きい三脚の方が撮りやすいですが、3000円以下のミニ三脚のようなもので大丈夫です。ちなみに私が使用している三脚は下記の2つでどちらも3000円以下ですが、非常に使いやすいです。※一眼レフで撮る場合はカメラによってはミニ三脚だと重さに耐えられない場合もあるのでご注意ください。

 

星空撮影の場所はどこがベスト?

星空は光の影響を受けます。例えば東京で見る星が全く見えないのは周りが人工的な光が多いからです。そのため、海沿いや山奥など街の灯りが届かない場所で撮影するのをオススメします。

具体的にあげると関東であれば以下のところがオススメです。

 

栃木県の戦場ヶ原といえば、観光名所でもあり実は天体観測スポットとしても人気が高いオススメのスポットです。関東圏内からもアクセスできるため高い人気をほこる星空撮影するにはうってつけの場所です。今回は戦場ヶ原で星空を楽しむポイントをご紹介いたします!
埼玉県と山梨県の県境近くにあるループ橋、雷電廿六木橋(らいでんとどろきばし)カッコイイ名前のループ橋です。ダイナミックな橋梁が見える場所は数々ありますが秩父のループ橋雷電廿六木橋もそのひとつです。雷電廿六木橋はふたつの橋で成り立っています。
千葉の星空撮影スポットと言うか千葉では一番天の川が美しく見れる場所だと思っています、その「野島崎灯台」で岩の上の白いベンチと天の川を撮影してきました

 

星空撮影には新月の日がオススメ

星空は月灯りがあるだけで全く見えなくなってしまいます。そのため、ベストは新月の日です。もしくは新月の前後数日でも問題ないと思います。

また、新月やその付近でなくても星が見える場合があります。それは時間帯です。月齢が満月に近い場合でも月の出る時間以外であれば星空は見えます。

月齢を調べるにはこちらを参考にしてください。

指定された一ヶ月の月齢カレンダーを表示します。その日の月齢と海の潮の大きさが一目で分かります。潮干狩り、釣りの計画にもお使いいただけます。

星空撮影のポイント

星空撮影をする際のカメラの設定

まずはカメラをマニュアルモードにします。ISO感度、F値、シャッタースピードをそれぞれ設定していきます。

・F値・・・なるべく開放で撮るのをオススメします。なるべく多くの光を取り込むことができて星がしっかり映ります。

・シャッタースピード・・・8秒前後に設定します。なるべく長くすることをオススメしますが30秒など長すぎると星が動いて線の様な写真になってしまいます。

・ISO感度・・・ISO400〜800がオススメです。

この3つの設定をしても撮影場所の明るさによっては写真が暗すぎたり、明るすぎたりすると思います。その場合はISO感度で調整すると良いでしょう。しかし、ISO感度を上げすぎるとノイズが出てしまいます。その場合はシャッタースピードを長くするなどして対応しましょう。

一番明るい星にピントを合わせよう。

次に一番大きな星にピント合わせをします。これが一番難しいかもしれません。オートフォーカス設定をマニュアルフォーカスに変える必要があります。カメラによってはMFアシストやピント拡大機能がありますのでその辺りを使用しながら一番大きな星を見つけピントを合わせてください。

また、ピント合わせのコツとしてはあえてISO感度を6400くらいまで上げて画面を明るくすることで星を探しやすくなります。

タイマーをセットしよう!

星空撮影は長いシャッタースピードでの撮影のため、手持ちで撮ると確実にブレます。そのため、三脚を使って撮影を行います。しかし、それでも普通にシャッターを切るとそのシャッターを押すことでカメラが動き写真がブレてしまいます。そのため、タイマーを2秒に設定をしてからシャッターを切る様にしましょう。

また、レリーズやリモコンがあるとタイマー不要で便利です。他にもスマホをリモート操作できるカメラならそちらでも問題ありません。

何度も撮影しながら調整をする。

以上のことを注意して撮影をしてください。それでも星がブレていたり、明るすぎたり、そもそも星が写っていないこともあるかもしれません。ブレがあるならタイマーや三脚を確認しましょう。明るすぎるのであればISO感度を下げましょう。この様に何度も撮影をしながら調整していくことで綺麗な星空の写真が撮れていきます。1回目で綺麗に撮れることはあまりありませんので諦めず何度も撮っていくことが大事です。

 

最後に

星空の撮影をするの撮影機材、条件、場所など色々苦労はありますが、難しくはありません。方法を知っていれば私たちのような初心者でも十分に綺麗な星空写真を撮影することは可能です。これを機に星空撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

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