まるでスターウォーズ?FPVドローンレースの魅力とは。
FPVってなに?
FPVとはFirst Person Viewの略称で日本語では「一人称視点」と訳します。FPVドローンはドローンにとりつけた小型カメラからの映像を無線で伝送しこれをヘッドマウントディスプレイ(HMD)などで見ながら操縦するというものです。
まるでスターウォーズの世界
FPVドローンが有名になったのはやはりこの動画ではないでしょうか。海外のドローン愛好家が集まって各々がゴーグルをつけ自作と思われるドローンでレースをする。ドローンのLEDや林の中をかき分けて進む様子がまるでスターウォーズのようで当時はものすごい話題になりました。
目視飛行にはないFPV飛行の魅力
ドローンは今まで撮れなかった映像が撮れる空撮に魅力があります。しかし、ドローンを使うようになって思ったことは操縦の楽しさです。FPV飛行は一人称視点での操作になるので自分がドローンに乗って操作している感覚を味わえます。また、自分の操縦スキルを磨いて他人と競い合う楽しさがあります。子供のころのミニ四駆を思い出します。※ミニ四駆はスキルというよりカスタム力ですが。
FPVに立ちはだかる航空法の問題
いざ、自分もFPVドローンレースを始めたい!と思っても実は航空法で目視外での飛行は禁止されています。FPVだとドローンの正面しか見れず、左右や後方の状況が見れず危険なため禁止とされております。しかし、航空法は200g以上のドローンが対象です。200g以下なら問題ありません。200g以上のFPVドローンの飛行には国土交通省の承認が必要になります。
初めての方はトイドローンから
ドローンの操縦は慣れるまで非常に難しく何度も墜落させてしまうことがあります。空を飛ぶものなので墜落により故障することも多いです。そのため、初めてドローンを使う人には安価で小型のトイドローンがおすすめです。これなら軽量で墜落しても壊れずらく、練習に専念し上達したらFPVドローンを買ってはいかがてしょうか。
オススメのFPVドローンについ
これからFPVドローンを始めるのであれば、大手ドローンメーカーのDJI社のTelloとParrot社のmambo FPVという2つのドローンが価格もリーズナブルでオススメです。DJI Telloについては2018年3月発売予定です。
徹底比較!DJI TelloのライバルはParrot Mambo FPV?
最近開催されたFPVドローンの大会
長崎ハウステンボスでは今年の2月に夜間の大規模なイルミネーション会場を利用したFPVドローンレースの大会が開催されておりました。そのときの大会の様子はこちらから。
ドローンの世界大会の賞金が凄い
世界ではすでにメジャーなドローンレース。昨年ドバイで行われたドローンの世界大会はなんと賞金が1億2000万円。この大会で優勝したのはなんと15歳の少年。優勝したときの動画はこちらから見れます。
いかがだったでしょうか。FPVドローンレースはドローン空撮にはない魅力があります。世界的にも近未来スポーツとして注目されております。まだまだ発展途上のスポーツですので参入の余地はあると思います。これを機にFPVドローンレーサーを目指してはいかがでしょうか。
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